11月の2日と9日の2回の日曜日にわたって、NY地区のフジテレビの放送でアシュリー・ヘギという女の子の歩みが紹介されていました。日本では4月に放送された番組のようですが、ごらんになられたでしょうか。普通の8-10倍の速さで老化が進んでいく「プロジェリア」という先天的な病気で、12歳の現在、すでに動脈硬化や心臓病などの疾患に悩まされながらも、お母さんのロリーさんと共に前向きに生きておられる姿を印象深く拝見させて頂きました。
放送の後、教会のメンバーから「アシュリーとロリーのホームページがありますよ」との連絡があり、さっそく行ってみました。英語のページなのですが、http://www.progeriaproject.com/Kids/Ashley/index.html です。
そこは同じような重荷を負っておられる方々への情報や励ましであふれているのですが、その中の「Now and Then (あのころと今)」のセクションを読んでいくと、フジテレビの放送の中では全く触れられていなかったことが詳しく書かれているのです。番組の中では、母親として失格だと苦しんで麻薬や酒におぼれた事もあるというロリーさんが、どうして今のように前向きに生きていけるのか、ただ、「母親のロリーは2年前に心身の痛みから解放されました。・・・アシュリーと共に生きていく、その決意がロリーをたくましい母親に変えたのです」とだけ触れていたのですが、本当のところ、どんな事が起こったのか、彼女自身のホームページにははっきりと書かれています。かいつまんでご紹介します。
ロリーは17歳で母親となり、母親としての自覚を持ち始めた時に、娘が先天的な病気で、ものすごい速さで老いていくことを知ります。その後10年間、一人でアシュリーを育てていく中で、その現実を受け止めるために、いろんなもので心を満たそうとします。何かに夢中になろうとします。自分のそれまでの過ちについての痛みや後悔を忘れさせてくれるものを求めるのです。キックボクシング、オートバイ、そして、鍛え上げた体に向けられる羨望のまなざし・・・。しかし、それらのどれも、自分に平安も、満足も、そして、希望も与えてくれないことを、そして、自分の心にむなしさだけを残していく事に気がつくのです。2001年の12月、ロリーは絶望の中にイエス・キリストに出会います。ある人々との出会いをとおして、神の子イエスが人間の罪のためにこの世に来られ、わたしたちの身代わりとなって十字架にかけられ、そして、わたしたちを新しく生かすために3日目によみがえられた事を聞くのです。そして、彼女がそれを信じた時に、受け入れた時に、彼女は今まで経験した事のないような自由を経験したというのです(詳しくはホームページをごらんになって頂きたいのですが、英語はどうも・・・とか、コンピューターは苦手で・・・という方々のために、全文の翻訳を掲載させて頂けるように、現在お願いしております)。
クリスマスは神からのプレゼントとしてイエス・キリストがわたしたちに与えられた時です。皆さんの心にもこのプレゼントが届きますように・・・。
「神はそのひとり子を賜ったほどにこの世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで永遠の命を得るためである。」 (ヨハネ3章16節)
メリー・クリスマス!
(かきごおり:錦織 学)
月報2003年12月号より
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