「チャンス、チャンス」
 昨年の8月の初めのある火曜日、いつものように朝教会に行くと、オフィスのドアに一つの小さなメモが貼ってありました。
 「8月20日の日曜日のあなたがたの礼拝時間を午後4時からにしてくださいませんか?その日、わたしたちは朝9時の礼拝の後、教会の駐車場でピクニックをしますから・・・」
 それはわたしたちがお借りしているザイオン教会からのメッセージでした。わたしたちのいつもの礼拝時間は午後1時半。それを一回だけ4時からにできないかという話でした。少々戸惑いました。もう月報も発送した後。それに何よりも困ったのは、翌21日から夏の一大イベントJOYJOYキャンプが始まるため、20日の日曜日は4時ごろから巨大迷路作りとかでとても忙しい日です。4時からの礼拝だと、終わるのが5時半で、迷路作りはその後の6時から???悩んだ挙句の名案が、朝9時からのザイオン教会の礼拝に合流できないか(そして、ピクニックでもおいしいもの食べたいなあ、ドイツ系の人が多いから、ドイツ風のソーセージとかあるのかなあ、なんて個人的な下心もあり・・・)、というちょっと厚かましいアイディアでした。そんな申し出をしたところ、心優しいザイオン教会の方々、大歓迎くださり、日本語教会、ザイオン教会合同の礼拝(もちろんピクニックも・・・)が実現したのでした。
 ザイオン教会の方々は、「今年も一緒にやろう!」と8月12日に合同礼拝を提案してくださいました。いつも、「日曜日は寝坊ができる」と思っておられる方々、年に一度の朝9時からの礼拝です。
 日本語での説教の通訳もあります。日本語がわからないから・・・ということで、普段教会に誘いづらいお友達や家族に声をかけるチャンスでもあります。また、日頃鍛えている英会話を実際に試してみるチャンスでもあります。礼拝後のピクニックでは、日本語の人ばかりあまり固まらないで、どんどんザイオン教会の人たちの中に入って行ってください。子供たちのためのプログラムも昨年よりも数段パワーアップするようです。
 折しも、8月といえば、第二次世界大戦が終結した月。ドイツ系の方々、アメリカの方々、日本の者たち、韓国系や中国系の日本語教会の方々、一つに集まることができるのはとても意義深いことではないでしょうか?単立の日本語教会、ということで、どうしても「井の中の蛙」になりやすいわたしたち、一歩踏み出すチャンスではないでしょうか?
 「見よ、兄弟が共に座っている。
 なんという恵み、なんという喜び。」
(詩篇133篇1節)
月報2001年8月号より