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「私たちが着込んでいるもの…」
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| 月報3月号でご紹介しましたダウン症と自閉症の若者達の楽団「あぶあぶあ」とミュージカルグループ「LOVE」の公演が近づいてきました。3月の後半には、メンバーのうちの2人がボランティアの支援者の方々と一緒にこちらに訪問されました。お二人と直接お会いして、実際の演技をチラッと見せていただいて、また支援をされている方々ともお会いして、彼らの、自分の心を喜びも悲しみもありのまま、精一杯自分の言葉と表情でストレートにあらわす姿に触れて、暖かさを分けてもらったようなそんな気持ちにさせられました。以前からお話は伺っていましたし、ビデオでも様子を見て楽しみにしていたのですが、やっぱり「会ってみないとわからない」「触れてみないとわからない」「ビデオでは伝わらないものがある」というのが素直な感想です(まあ、お二人のうちの一人に「学さんは緒形拳に似ている」「いや、石原裕次郎の弟みたいだ」と言われ、やたら気を良くしているのも事実なのですが…)。是非皆さん当日会場まで足を運んでください。触れないとわかりませんから…。 |
| その中で、一人の支援者の方の言葉が印象的でした。「僕ら、大人の世界でいつの間にか、たくさんのものを着込んでしまっていないだろうか?って思うんです。彼らと共にいると、それをまた一つ一つ脱がされて、素直になれるような気がするんですよね…」 |
| 一緒にお話をしながら、私は聖書の最初の創世記に出てくるアダムとエバが、神の戒めを破ったときにいちじくの葉をつづり合わせて腰に巻いた、という記事を思い出していました。そうやって一生懸命自分を守って周りとの壁を作っていく。必死に自分を守っているつもりで、実際は自分を失っていく。そんな私たちに神様は彼らを通して何かを教えようとされているのでしょうか? |
| 「あなたはどこにいるのか?」(創世記3章9節) |
| 月報2000年5月号“牧師室から” |
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