「THE BRAVE」




こちらの中学校(と言っても5−6年生)のプログラムにD. A. R. E.というのがあります。
Drug Abuse Resistance Educationの略で、ドラッグや未成年のアルコールに「ノー」と言える子供を育てるためのプログラムです。カッコよくてたくましい、子供たちにとって「あんな風になりたいなあ」と思うような警察官のお兄さんやお姉さんが学校に来て、指導してくれます。「いいプログラムだなあ」と思いますが、それはまたこちらの子供たちを取り巻く環境がどれほど厳しいものであるかということを物語っています。
中学生や高校生にとって、ドラッグ、アルコール、そしてセックスは本当に身近な問題です。友人や先輩に誘われて、そのような場に連れて行かれることもあるようです。家庭によっては親が勧めたり、黙認していたりするところもあるといいますから、驚きです。

そんな中で、親のできることは限られていますよね。いつもいつも見張っているわけにはいきませんし、だいたい、そんなことをしたらいつまでも自立出来ない子供を作ってしまいます。大切なのは子供たちの心の中に、何が正しいことなのか、どんなにピア・プレッシャー(友達からのプレッシャー)があっても、「ノー」と言わなければいけないものは何なのか、自分の中にしっかりした基準を持っていくことや、どんなに友達がそっぽを向いても、自分を守ってくれる家族や教会の仲間、そして神様がおられることを知ることはどんなに大切なことかと思います。

去年の秋、JCCNJの教会学校は「The BRAVE」という名前で再出発しました。これは子供たちが「神様が共にいるから・・・」と勇気を持って前進してくれるようにという願いを込めてつけました。

「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」  ヨシュア記1章9節

そして、それぞれのアルファベットには意味があります。

Bible・・・聖書/聖書がわたしたちの生活の基準です
Rock of the Salvation・・・救いの岩/イエスがわたしたちの救い主・土台です
Awesome God・・・すごい神様/神様はとってもすごい方です(そのままじゃん)
Victory・・・勝利/神様の力で、人生の戦いに勝利!
Empowerment・・・聖霊による力/聖霊様に力をいただいて勇気を出して歩んでいきます。

でも、これは子供たちにとってだけ大切なことではありませんよね。大人のわたしたちもいつもいつも思い出さなければいけないことだと思います。勇気を出してYES/NOをはっきり言うこと、周りに流されて、大切なものを見失ってしまうことがないようにすること・・・。

中心を決めないと、コンパスでちゃんとした円を描くことはできません。はっきりとした基準を持った子供は、はっきりとした基準を持った大人の姿勢を見ながら育つのではないでしょうか?まず、わたしたち自身、神様から来る勇気をもって前進していきましょう。

(錦織 学)

月報2008年4月号より


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