『あなたのところにも・・・』



今から8年ほど前、私たち一家は今の家よりももう少し「郊外」のMadisonという町に住んでいました。そのころ、私は大学院の学生で、その大学の寮に住んでいたのです。 教会までは車で40分。 6歳の息子と2歳の娘と、4人で、いつも「しりとり」をしたり、歌を歌ったりして、毎週日曜日、行き40分、帰り40分のドライブを楽しんでいました。 そこにも日本語を使われる方々がちらほらと住んでおられて、いろいろな出会いがあり、 「ああ、ここら辺にも日本語の教会の集会があればなあ」と思っていました。 でも、Paramusに引っ越してからは、日々の生活に追われて、そんな思いをもっていたことすら忘れてしまっていました。
昨年の秋、Madisonから一家族、教会に来られるようになった時、ものすごい親近感を持ったことは言うまでもありません。町の名前、通りの名前、お店の名前、8年前にタイムスリップしたみたいでした。 そのご一家が教会に来られるようになったきっかけはテレビ番組の「ハーベストタイム」。日本では長い間放送されていたようですが、NY地区では1997年から土曜日の夕方にしばらく放送されていましたが、その後放送が中断され、2003年からもう一度、今度は金曜日の朝8時から、フジテレビの朝のニュースに続いて放送されるようになったのです。 ニュースを見て、そのままうっかりテレビをつけっぱなしにしてしまうと、いつの間にか見てしまう、というなかなかおいしい時間帯です。 その放送をごらんになって、教会に行ってみようと思われたそうです。私たちの教会の集まりが、だいたいBergen CountyからNY方面までにとどまっている中で、私たちの届かないところに、このようなTV放送を通して聖書のメッセージが伝わっていくことに喜びを感じます。 スタッフの方々や、献金で支えておられる方々、祈りで支えておられる方々の熱い思いに心から感謝します。
2月20日の日曜日、そのご主人が洗礼を受けられ、ご一家で日本に帰国されます。 日本での新しいご一家の歩みが豊かに祝福されますように。 皆さん、「ハーベストタイム」、“うっかり”でいいですから、ごらんになってください。 そして、このニュースレターを読んでおられる方々の中には、「こっちの方でも日本語の集会をやってほしい!」と思われた方々もおられるかもしれません。 ご一報ください。 8年前の「ああ、ここら辺にも日本語の教会の集会があればなあ」という思い、また私の中にわき上がっています。 あなたのところにも神の愛のメッセージが届きますように。
「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。」  (マルコによる福音書16章15節)


(かきごおり:錦織 学)

月報2005年3月号より


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