「新しいことをしてくださる神」



あけましておめでとうございます。

2008年の元旦、ニュージャージー日本語キリスト教会は創立20周年を迎えます。
1988年元旦の創立の中心となられた10名の皆さんはそれぞれ各地に引っ越して行かれましたので、最初からずっとという方はおられないのですが、その後一時期でもメンバーとなられた方々は300人以上、洗礼を受けられた方が130人ほど、NJで教会に集うようになられて、日本で洗礼を受けられた方々も私の知っている範囲だけでも数名おられます。教会に一度でも足を踏み入れられた方の数にするとどのくらいになるのでしょうか。主はここまで豊かに私たちを用いてくださいました。全米の中でも日本人が多く住むこの地域で、「世の光」「灯台」としての使命を与えられていることを感じ、襟を正される思いがします。
このような時、私たちは過去を振り返って、「ああここまで来たんだなあ」と思います。またその中で神様がしてくださったすばらしいことを思い返します。私自身、この教会で歩んできた13年半、ああ、あんなこともあった、こんなこともあったと、感謝のうちに思い出します。またいくつかの痛みの経験、自分の失敗で人を傷つけてしまったことなども、深い悔恨の念のうちに思い出します。
そのような過去から学ぶことも多いと思います。聖書の中にも、神様が過去に与えてくださった出来事から神様のことを学びなさい、神様はこのような方なんですよ、また、過去の不信仰による失敗からも学びなさい、ということもたくさん出てきます。
しかし、私はこの新しい年を迎えるにあたって、また違う言葉を心に留めています。

「初めからのことを思い出すな。昔のことを思いめぐらすな。
見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。あなたたちはそれを悟らないのか。わたしは荒れ野に道を敷き、砂漠に大河を流れさせる。」(イザヤ書43章18-19節)

神は自由な方で、私たちの過去の経験とか常識を越えて働いてくださると、いうのです。主は新しいことをしてくださると。
そして、この最初の「過去のことを思い出すな」という言葉に注目すると、どちらかというと、「過去のつらい経験」だとか「うまくいかなかったこと」に縛られるな、と言われていると考えやすいのですが、実はこの聖書の箇所は、正反対のことを言っているのです。つまり、「過去に神様が与えてくださったすばらしいことがたくさんある。でも、それにさえ、縛られてはならない」ということを語っているのです。
JCCNJの歩みの中で、神が与えてくださったすばらしいことはたくさんあります。でも、そのことにも私たちは縛られてはいけない。神様が与えようとしておられる新しいことを期待しながら、大胆に歩んでいきたいと思います。
昨年に引き続き、会堂取得のためにも前進していきたいと思います。私たちのあとの世代、これからNJに来られる方々のためにも、拠点作りを進めていきたいと思います。そして、それ以上に、まさに教会の中心的な働きとして、教会の内側が喜びに満たされ、神様の素晴らしさがもっともっと表されていくような教会になっていきますように祈りつつ進んでいきたいと思います。どうかお祈り下さい。
あなたの2008年の歩みの中にも神様が思いもかけないような新しいことをしてくださることを祈りつつ。

(錦織 学)

月報2008年1月号より


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